寂しい開庁式 | マニフェストを提案する弘前市民の会

寂しい開庁式

2月27日に、新市のスタートを祝う開庁式が行われた。しかし旧相馬村村長や旧岩木町町長は出席せず、市長職務代行者の金澤氏だけという、実に寂しい有様だった。聞くところによると、式典に呼ばれもしなかったらしい。

開庁式に先駆けて、午前0時に行われた合併を祝うイベントでも、金澤氏一人だけ。イベントは弘前市の商工会議所と相馬村、岩木町商工会のそれぞれの青年部が実行委員会を作り行ったのだが、開庁式に呼ばれなかったためか、相馬村村長・岩木町町長も参加を見合わせてしまった。イベントの進行表にはしっかり村長・町長挨拶も予定されていた。

日頃合併にあたり、新市の一体感を強調する金澤氏だが、しょっぱなから一体感を損なうような状況を招いてしまった。金澤氏らしいと言えばらしい出来事だが、この話を聞いたときには「まさか、嘘だろう」と思ったほどである。

いくらなんでも市職員の連絡ミスということはないだろう。開庁式には合併自治体の元首長が勢ぞろいするのがどこでも当たり前であり、来賓の手配も当然行われていたはずである。誰かが「呼ばなくていい」と言わない限り、開庁式に出席しないという事態には当然ならない。

旧岩木町町長の田中さん、旧相馬村村長の山内さん、新市建設に向け、金澤氏ではなく私たちと一緒にやりましょう。