市民三団体の連携解消について | マニフェストを提案する弘前市民の会

市民三団体の連携解消について

市民が主人公のみんなの会が擁立を決めた須藤候補予定者と、共産党津軽地区委員会との間で政策協定が交わされ、共産党の推薦を受けることとなりました。これを受けて、今後の市民三団体の協力関係のあり方について3月7日会合が開かれ、検討が行われました。

1)報道関係者公開のもとで市民三団体の連携を話し合った際、弘前市を考える会、マニフェストを提案する弘前市民の会は、政党の推薦を受けた候補を支援対象にできないとする考えを表明した経緯がある。

2)三団体の連携を申し合わせる以前から、みんなの会は独自候補の擁立を決定しており、候補擁立を発表した以上、政策を訴えるための活動は当然尊重されなくてはならない。特に推薦した共産党にとっては統一地方選に向けた布石となるだけに、みんなの会としても三団体の連携を優先することは困難と推察する。

3)政策協定を呼びかけた下田・相馬両候補予定者はいずれも政党から距離を置く姿勢を表明しており、申し出を行うこちらが特定政党との関係を持つことは、候補予定者との政策協定の行方にも影響が出かねない。

以上の理由から、市民三団体の枠組みをこのまま維持することは困難と判断し、三団体の連携体制を解消するとの合意がなされました。なお、三団体の協力関係の今後について、三団体ともに市政刷新を表明する候補予定者の一本化が最終的には望ましいとすることに変わりはなく、そうした状況が作られれば改めて一致協力して市長選に対応することも確認いたしました。

■今後の協力体制

市民三団体の枠組み解消を受け、弘前市を考える会、マニフェストを提案する弘前市民の会は、これまで通り二団体の協力関係を維持して市長選に対応してまいります。

1)弘前市を考える会、マニフェストを提案する弘前市民の会の二団体は、相馬候補予定者からの政策協定に関する返答があり次第、両候補予定者との協議内容を比較検討の上、支援すべき候補予定者を決定し、その結果を速やかに公表する。

2)二団体は市長選に関心をもつ他の市民グループとの連携を広げ、市民連絡会議的な新たな枠組みの構築を準備するとともに、最後まで候補の一本化に向けて働きかけを行う。