市民グループへの報告会が終了しました | マニフェストを提案する弘前市民の会

市民グループへの報告会が終了しました

本日、相馬しょう一候補予定者からの政策協定に関するご返答その他を議題に、市民グループへの報告と意見交換を行いました。出席はマニフェストを提案する弘前市民の会と弘前市を考える会をはじめ、岩木山を考える会、ネットワーク21の計4団体です。報告会は報道関係者へも公開され、行われました。

1.市民三団体の連携解消について

既に発表した通り、市民三団体連携の枠組みを解消し、二団体として活動を継続する旨、出席された市民グループの方に改めてご説明いたしました。

2.相馬候補予定者からの返答について

3月9日、政策協定の可否について、相馬氏側より、協議内容の通りでよければ政策協定を締結できるという前向きのご返答をいただいたことをご報告しました。

3.市長選において支援すべき候補について

相馬氏からの最終返答を受け、これまで政策について協議した下田氏、相馬氏の両候補予定者について、二団体として結論を出すにあたり、参加された市民グループからも意見をいただきました。

冒頭、まずマニフェストを提案する弘前市民の会より、「両者で対応が異なったとはいえ、政策に合意できるかどうか政策本位で判断し下田氏の支援に入ることを決定した」とご報告しました。

理由として、相馬氏側は1)市民参加の重要性は認めたものの、具体的なプラン、方向性について明確な返答が得られなかった、2)地域自治区の取り扱いについて明確な同意が得られなかった、という二点を挙げて説明いたしました。この二点は当会として最も重要視する政策であり、特に地域自治区については金沢氏の掲げる新市建設計画に示された新市のビジョンに対する明確な対案と位置づけていることから、この点に同意がなかったことを重視いたしました。

これに対し、下田氏側は市民税の1%を地域予算に充てるなどの提案が示されるなど地域自治区の採用に積極性が見られ、マニフェストを提案する弘前市民の会としては下田氏の支援を行う決定をした次第です。

弘前市を考える会からは、当会と歩調をあわせ対応したいとの表明があり、近く総会で下田候補予定者への支持を正式決定する方針を表明されました。


また、報告会に参加されていた岩木山を考える会の三浦事務局長からも、下田支持を幹事会において早期に決定したいとの表明がありました。これにより、マニフェストを提案する弘前市民の会、弘前市を考える会、岩木山を考える会の三団体連携のもとで、弘前市長選に対応する方針を確認いたしました。

なお、ネットワーク21は、20日に総会があるため、それを待って支援体制の中に入るか対応を検討したいとのことです。

4.市民連絡会議設立準備の呼びかけ

最後に、マニフェストを提案する弘前市民の会より、新たな市民グループ間の連携組織として、「まちづくり弘前市民連絡会議(仮称)」の設立準備に関する呼びかけを行いました。

この連絡会議は、選挙後の市民参加・協働のための市民サイドの窓口組織として、かつ市政に市民が参画するにあたっての中間支援を行う組織を目指そうとするものです。これについて、市民グループ内で参加の是非について検討していただきたいと呼びかけ、会議は終了しました。