私たちに寄せられる疑問・疑念 | マニフェストを提案する弘前市民の会

私たちに寄せられる疑問・疑念

私たちが下田はじめ氏支援に向かうことについて、一部の人々から、「最初から下田ありきだったのではないか」という疑いの声があるようです。以前、ある新聞社の記者からも、取材の過程でそんな声が出ているというご指摘を受けました。また、私たちの活動がマスコミを利用したパフォーマンスだという指摘も一部にあるようです。

結果論からの憶測で言うだけであれば、私たちが相馬氏の支援に入れば、「最初から相馬ありきだったのでは」と言われるだろうし、同様に須藤氏の支援を表明すれば「最初から須藤ありきだったのでは」と言われるでしょう。後々そういう指摘が出ないようにするために、私たちは三団体の連携を作り、そこでまとめた政策提案をもとに下田・相馬両氏と意見交換の機会をもち、報告を兼ねて他の複数の市民グループの方々からも意見を取り入れ、支援候補の決定が恣意的なものにならないよう配慮しながら進めてきたのです。従って、「下田ありき」という指摘には全く根拠がありません。

なお、須藤氏について政策協議の機会を持たなかったのは、もともと三団体の共同政策提案をまとめたみんなの会側の当事者の一人でもありますから、政策に関しては完全に同意がはかられていたためであるし、支援の対象にならなかったのは、共産党からの推薦を受けた以上、特定政党と距離を置くべきと考えていたこちらとしてはどうすることもできなかったからです。

確かに私たちの活動はかなりの頻度でマスコミの取材を受け、それが新聞紙上で紹介もされましたので、マスコミを利用したパフォーマンスだという印象を持たれる方もいるでしょう。しかしながら、マスコミは報道価値のないものに取材はしないし、記事として掲載してくれません。私たちがこまめにマスコミに対し、情報提供をしてきたのは、私たちの活動を密室のものにせず、可能な限り公の監視のもとに晒す必要があったためで、結果的にマスコミに紹介される頻度が高かったということに過ぎません。このホームページやブログも、私たちの活動の公開性・透明性を広く理解してもらうために作っています。ここまでやっている候補陣営が他にあるでしょうか。それらはパフォーマンスなどではなく、公職の選挙に関わろうとする立場からすれば当たり前のことだと思います。

しかし現実の選挙活動の大半は選挙事務所という密室の中で行われ、有権者は政策の詳細をあらかじめ聞くこともできず、よりよい候補を自分達で選ぶことができません。こうしたことが当たり前となり、そうではなくとことん公開しようとする側が批判されるのでは、この世の中はどこかが間違っていると言わなければならないでしょう。

選挙に入れば、いろいろな思惑や反発、誤解やすれ違いといったことが原因で、今後私たちも誹謗中傷に晒される可能性は否定できません。しかし私たちは常に活動内容を公開してまいります。それだけが、風評に対する唯一の対抗手段だからです。

疑問点があるのであれば、呼ばれればいつでも説明にうかがうし、ホームページやブログを活用して質問や意見に答えることも可能です。少しでも私たちの活動に疑わしい点があれば、どうぞここに書き込んでいただきたいと思います。そういうこともせず、陰であれこれ言うだけであれば、そうした人々にそもそも金澤市政を批判する資格はないし、市政刷新の実現など夢のまた夢でしょう。

私たち市政刷新を願う側がすべきことは何か。一つの大望のもとに小異を捨て大同につくことです。支援者同士で足の引っ張り合いなどをしている余裕はありませんし、それは敵の敵は味方の論理で、前職陣営のみを利することにしかなりません。本当に大切なものを守り、新しい弘前市を実現するという願いの達成はどうすればいいのか。ここが今一番問われている部分なのではないでしょうか。