【拝啓金澤市長】救急救命の過疎地・弘前 | マニフェストを提案する弘前市民の会

【拝啓金澤市長】救急救命の過疎地・弘前

弘前市には本県最高レベルの弘大付属病院がある。しかしながら、一方では「救急救命の過疎地」と言われている。救急救命センターが弘前市にはなく、現在市内7病院の輪番制で対応しているが、弘前中央病院の離脱によって輪番制が崩壊の危機に瀕しているという。

なぜこうなったのか。救急救命の輪番制は弘前市の事業でありながら、市側は病院に丸投げ状態で問題意識や危機意識が薄く、そのしわ寄せが全て市内の病院・医師に寄せられている。それは当然ながら、一刻を争う急病患者の命に関わってくる問題だ。

金澤市政はするべきことを怠って、やらなくてもいい自然体験型拠点施設整備事業に既に5億9千万円も費やし、更に18億6千万と言われる整備事業をなんとしてもやろうとしている。市民の生命を守るという当たり前のことさえできていないのが今の金澤市政である。

あなたや、あなたの家族が突然生命が危うい状態になったとき、救急車に運ばれながら受入可能な病院を探し回っているうちに命を落としているかもしれない。現実に、弘前市の救急救命の現状はそうなのである。

市民の生命よりも大型公共事業が優先されている。これでもなお金澤氏は「実績」とやらを強調し、再び新市の市長となるつもりなのだろうか。弘前市民はもっと怒らなくてはいけない。声を上げなくてはいけない。もはや金澤市政は新しい弘前市には必要ないのである。