二回目の世論調査が待ち遠しい | マニフェストを提案する弘前市民の会

二回目の世論調査が待ち遠しい

東奥日報で8日から10日にかけて世論調査が行われ、11日にその結果が報じられていた。投票日を明日に控えて、今の状況がどうなっているのか、とても気になるところである。


よく考えてみると、市長選挙の選挙期間は1週間しかない。国政選挙や知事選と違い、序盤、中盤、終盤の情勢について世論調査するというのは不可能であるから、とりあえず序盤の世論調査を公表し、中盤から終盤までの世論調査を最後に公表する、というのが東奥日報の考えなのだろうと思う。

公示直前・直後では、候補が確定していないこともあり、金澤氏が知名度を活かして先行しているだろうというのは調査しなくてもだいたい予測できることだが、序盤に世論調査が公表されれば、中盤、終盤で情勢がどう変わっているのか気になるのが人情である。そうして選挙への関心を高めようということなのだろう。なかなか心憎い演出である。

いくらなんでも、序盤に世論調査を公表して期待感を読者に持たせておきながら、それっきりで終わるというのはありえない。情勢は日々変化するものであるから、序盤に調査したなら終盤でも調査するのが当たり前である。そうでなければ、「金澤先行」のイメージを意図的に植えつける目的で、どこかから依頼されて記事を掲載した、という憶測を招いてしまう。公器であるところの報道機関が、そんなことをするはずがない。東奥日報は、信頼できる新聞社である。

今日の東奥日報にはまだ二回目の世論調査結果は報じられていなかった。ということは、おそらく13日から15日にかけての調査をやっているということなのだろう。もしかしたら1500程度のサンプルをとるために時間がかかっているのかもしれない。16日の東奥日報が楽しみである。