金沢陣営を徹底批判する | マニフェストを提案する弘前市民の会

金沢陣営を徹底批判する

金沢氏の演説を聞いているとき、市議会議員の誰かが「マニフェストのやつが来てるぞ」とささやきあっていたという話をとある情報筋(笑)から聞いた。


陣営の中で結構このブログやホームページの書き込みを読んでいる人も多いらしい。なかなか反論がないのが寂しいことだが、その代わり街頭演説でこちらが「揚げ足をとっている」と批判したりする。私は数多くのディベートをインターネット上で経験してきたが、まともに反論できない相手は「揚げ足とりだ」と言って逃げるのが常だった。


しかし私は金沢氏の揚げ足などとってはいないし、誹謗中傷もしていない。私の批判にはきちんとした根拠がある。私は根拠を示し正論を述べているつもりだ。議論するにあたり、正論を述べてくる人間ほど扱いにくいものはない。全てを否定すれば逆に自らの人格が疑われるからである。得てして言う。「そうは言っても、あなたね。現実はちがうんだよ」。


今この現実を変えるために、市長になろうとするのではないだろうか。今ある現実に唯々諾々と従うだけであれば、もとより市長などに立候補すべきではない。市議会議員などになるべきでもない。選挙のときだけ甘言を言う政治家は多い。そして、今この現実を作ってきた当事者こそ、金澤氏とその取り巻き議員である。だからこそ金澤氏ではない新たな市長を私達は求めるのである。


合併後の市政は金沢市長にしかできない、と彼らは言う。そんなことはない。合併後新たな市長のもとで市政をスタートさせた例はたくさんある。弘前市でなぜ同じことができないのかと言えば、彼らに「やる気がない」からである。今までどおりの権力にすがり、とりあえず当面の市議職を勤め上げ、できれば次も市議のバッヂをつけていたいからである。


金澤氏を支援している自民党、公明党、社民党、連合青森や数々の職域団体。これだけ支持しているのだから、金沢さんこそ「市民党」だと言う。笑止である。「市民」という言葉の意味すら知らずに、適当な巧言で誤魔化そうとするやり方に彼らは慣れきってしまっているのだ。「市民」を語るつもりならば、あなた方は権力、組織を頼らず、個人として自立するべきである。自立できないからこそ徒党を組むことに安住しようとするのだ。


アメリカの求めるままXバンドレーダーを車力の人々に押し付けに来た木村太郎は「市民党」なのか。政府の命令を受けてきただけではないか。合併特例債に群がる利権屋集団の、一体どこが「市民党」なのか。連合青森がいつ「市民党」を語るようになったのだろうか。彼らは組合員の利益にしか関心がない。市議会議員の先生方が大勢支持しているから何なのだろうか。彼らに投票した有権者は、彼らのすることを白紙委任しているわけではない。説明責任を放棄しているのは彼らも同じである。本当に市民のための政治をやっているというのであれば、議会で政務調査費の領収書添付を義務化し、公開してみせたらどうだ。あなた方にそれをマニフェストとして有権者に提示する度胸があるのか。


もう少し真剣にやって欲しい。あなた方の選挙は単なる集団自慰行為である。あなた方の輪の外から注がれる冷ややかな視線にそろそろ気がついたらいかがだろうか。真剣にこの弘前市の未来を語れる人は、あなた方の中にいるのか。見解の異なる相手であろうと、未来をともに語り合えてこそ、展望は開かれるのである。あなた方が勇気と信念を持つならば、新しい未来を私たち市民とともに創ろう。