マニフェストを提案する弘前市民の会 -8ページ目
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ローカル・マニフェスト作成ワークショップ

特定非営利活動法人の自治創造コンソーシアム が主催する、ローカル・マニフェスト作成ワークショップが7月23日に開催されます。これは、マニフェストの実践的な方法を習得するためのワークショップで、「マニフェストを提案する弘前市民の会」からも、実践的な作成事例を学び、全国的な連携を探る一歩として参加することを決定しました。


自治創造コンソーシアムは、市民社会における「地域ガバナンス」及び市民自治の創造をめざす実践的な自治のシンクタンクとして発足し、ローカル・マニフェストの評価研究など、実践的な活動をしている団体です。


今後もローカル・マニフェスト推進ネットワークとの連携を模索していくなど、弘前市だけにとらわれない幅広い活動ができればと考えています。しかしまずは私達のマニフェストを一日も早く皆さんにご提案できることが最優先課題です。当初予定として7月中旬までにと考えておりましたが、作業が遅れており、8月中旬あたりまでずれ込みそうです。しかし可能な限り現実的かつ実践的なマニフェストに仕上げたいと思いますので、もうしばらくお待ちください。


公式サイト の方では専用フォームにて「新市に望む99の提案」を募集しておりますので、引き続きご提案をお寄せください。皆様のご意見が私達のマニフェストを作ります。

公職選挙法改正に関する緊急声明

ローカル・マニフェスト推進首長連盟、ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟、ローカル・マニフェスト推進ネットワークの連盟で、公職選挙法改正に関する緊急声明が発表されましたので、こちらにも掲載させていただきます。


公職選挙法では国政選挙での政党の配布に限り認められていますが、無所属候補は除外され、さらに地方選挙にあっては配布やHP上での公開も認められていないなど、不備が目立ちます。私達「マニフェストを提案する弘前市民の会」も、マニフェストの浸透をはかるにあたり、この公職選挙法の壁にどう対応するか、頭の痛いところです。


公職選挙法が有権者にとって選挙情報そのものの制限となりかねない状況は、けして望ましいものではありません。私達「マニフェストを提案する弘前市民の会」も、この公職選挙法改正に関する緊急声明を強く支持いたします。



ローカル・マニフェスト型選挙の一層の推進
のための公職選挙法改正に関する緊急声明


ローカル・マニフェストは、責任ある政治主導体制と実行力ある地方自治体を作り上げ
るための手段である。
地方選挙においては、平成15年4月の統一地方選挙で、ローカル・マニフェストを掲
げる首長候補者が当選して以来、急速に全国に拡大している。
公職選挙法は平成15年秋に改正され、国政選挙においては、政党に限りマニフェスト
の頒布が一定の場所で可能となり、国民にとってマニフェストが身近なものとなった。
しかしながら、「首長および地方議員選挙でのマニフェストの頒布が認められていない」
等の制約があり、地方選挙におけるローカル・マニフェスト型選挙実現の大きな妨げとな
っている。
このため、「真のローカル・マニフェスト型選挙の定着」に向けて、下記の内容の公職選
挙法の改正を行うよう提案する。



1 首長及び地方議員選挙をローカル・マニフェスト型選挙にするため、これらの選挙にお
いてもマニフェストの頒布を可能とすること。


2 ローカル・マニフェストの頒布場所については、有権者がマニフェストを入手しやすく
なるよう、選挙事務所、演説会場、街頭演説の場所、政党本部及び支部等での頒布を可
能にすること。

3 ローカル・マニフェストのHP での公開、メールでの配信を可能にすること。


平成17年7月12日

ローカル・マニフェスト推進首長連盟
ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟
ローカル・マニフェスト推進ネットワーク



横須賀市でマニフェスト型公開討論会

各地でローカル・マニフェストを提示しての公開討論会開催の試みがあります。横須賀市では6月15日に「横須賀市長選挙ローカルマニフェスト型公開討論会」が開催され、300人の来場者のもと、各候補がマニフェストを提示して公開討論に臨みました。マニフェストは来場者に配布されたとのことですが、候補者からは「公選法違反になるのでは」「情報が充分でないので、できる範囲でしか書けない」等の意見もあったそうです。


会場では来場者にアンケートが実施され、マニフェストが必要と答えた人が97%、公開討論会が必要と答えた人が98%だったそうです。このような取り組みが全国で行われ、マニフェスト選挙が地方において定着していくことを私たちも強く望んでいます。できれば弘前市の市長選挙でも「ローカル・マニフェスト型公開討論会」が開催できるよう、私たちも強く働きかけていきたいと考えています。


さて、私たちのローカル・マニフェストですが、作業がなかなかはかどりません。「数値」と「予算」を盛り込む段階でつまづいております。ローカル・マニフェスト型選挙を定着させるには、まず自治体の情報公開の状況がどうであるかにも左右されますが、自治体によっては候補者のマニフェスト作成のための支援を要綱にまとめるなど、先進的な事例もあります。こうした事例を参考にマニフェストをまとめてまいります。

マニフェストの作成へ動きます。

3月中旬から5月にかけて行ってきた市民アンケートは約3000部を配布し、回収数は611でした。まだ未回収のアンケートを入れても700に足りませんが、それでも多くの皆様のご協力を賜わったことは、私たちの大きな励みとなります。今後「新市に望む99の提案」募集を中心に継続的に活動していくとともに、マニフェスト作成に本格的に取り組んでまいります。


マニフェスト作成にあたっては、第三者の中立的な検討会を設置し、私たちの作成したマニフェストをご審議いただくためのワークショップを、7月中旬まで複数回開催したいと考えております。ここで私たちの提案の実現可能性、具体性を徹底的に洗いなおしていただき、そこで出されたご意見のもとに調整したものを冊子にまとめ、広く頒布することを考えております。同時に弘前市長選候補の公募要項をとりまとめ、自薦および他薦を広く募ってまいります。


私たちの候補選びは「政策ありき」です。候補を決めてから、なんとなくこれがよさそうだと公約を形ばかりいくつか提示するような、これまでの選挙は次期弘前市長選では通用しません。明確な主張と明確な政策によって戦う選挙こそが、合併後の新たな市政を作るためにふさわしい。そう私たちは考えます。ですから、私たちの候補と戦う陣営の方々にも呼びかけたい。あなた方のマニフェストを示してください、と。そして共に弘前に、ローカル・マニフェストに基づく新しい選挙の風を吹かせましょう。

シンポジウムへのご参加、ありがとうございました。

5月29日にジョッパル4階の弘前駅前市民ホールで、新しいまちづくりのためのシンポジウム『上野千鶴子と語ろう』が開催され、125名の来場者とともに、合併後の新市を考える有意義な意見交換が交わされました。ご来場いただいた皆様、お忙しい中、こころよく講師を引き受けてくださった上野千鶴子さん、市民パネラーの方々にこの場を借りて御礼申し上げます。


東京大学大学院教授の上野千鶴子さんには、「自分力は市民力」と題して、当事者主権のもとに、自治とは何か、NPOや市民事業体の創生期としての市民と行政の関わり方などについて、多くの事例をもとにご講演いただきました。今回の内容は後日私たちが作成するマニフェストの巻末に盛り込む予定ですので、今しばらくお待ちください。


また、当日は相馬村村議の三上直樹さんにもご来場いただき、ご質問も賜わりました。三上さんはローカル・マニフェスト推進地方議員連盟にもご参加されるなど、私たちと同様にローカル・マニフェストに関心の高い方です。今回のシンポジウムの感想をご自身のブログ でも紹介いただいております。


私たちが作ろうとするのは、ローカル・マニフェストが理想とする形式には程遠いものかもしれません。しかし現実には行政上の問題のほか、公職選挙法上の問題もあります。地方選挙においては規定される以外の印刷物は配布できません。これは最高裁判例にも明らかですから、あまり裁量の余地がないこともあり、現実的に理想通りのローカル・マニフェストを作ることは困難です。しかし私たちのように市民活動として発表する分には何の問題もなくできます。これが今最も現実的なアプローチだと、私たちは考えています。


三上さんが参加するローカル・マニフェスト推進地方議員連盟は発足したばかりですが、一方では市民サイドの組織としてローカル・マニフェスト推進ネットワーク の地方組織が続々と立ち上がっています。マニフェストは今や政治家だけではなく、市民参加のもとで着実に発展しつつあります。私たちもこのネットワークと連携しながら、継続的な活動につなげていけるよう、努力していきたいと考えております。


多くの方々のご参加とご協力を今後もお寄せいただき、ボトムアップで作る新しいマニフェストのあり方を、ともに考えていきましょう。

「新市に望む99の提案」を募集します

5月9日に弘前市役所の記者室にて記者発表を行い、これまで行ってきた市民アンケートの中間集計を公表するとともに、新たに「新市に望む99の提案」の募集を開始することをご報告いたしました。

日頃皆さんが感じておられる「こうなったらいい」を新市への提案としてお寄せいただき、その中から99項目を選んで市政政策に取り入れていきたいと考えています。

なぜ99項目?と思われるでしょう。残りの1つは、皆さん自身が新市の市政に参画して実現していただきたいとの思いがこめられています。寄せられた99項目の実現可能な要望を確実に実行するとともに、皆さんの市政参加を呼びかけていきたいと思います。

公式サイトには発表したアンケートの中間集計を掲載したほか、「新市に望む99の提案」の申込みフォームをご用意いたしました。生活の身近なところから感じた、考えた皆さんのアイデアの全てを私たちにお寄せください。私たちの作るマニフェストは、皆さんが作るマニフェストでもあります。

市民(ひと)が変われば弘前(まち)が変わる。

マニフェストを提案する弘前市民の会では、5月29日(日)に、新しいまちづくりの

ためのシンポジウムを開催いたします。講師には東京大学大学院人文社会系

研究科教授の上野千鶴子さんをお招きし、基調講演とパネルディスカッション

の二部構成で行います。

 

現在、上野さんと講演テーマについて調整中ですが、詳細が決まり次第、

こちらでもご案内いたします。シンポジウムの概要は次の通りです。

 

日時  2005年5月29日(日)午後1時半から4時(開場は1時)

会場  弘前駅前市民ホール(ジョッパル4階) 入場無料

主催  マニフェストを提案する弘前市民の会

 

【上野千鶴子さんのプロフィール】

 

1948年、富山県生まれ、現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。

専門は女性学、ジェンダー研究で、この分野の指導的理論家の一人。

主な著書に「近代家族の成立と終焉」(岩波書店、サントリー学芸賞)など。

他に「サヨナラ学校化社会」「老いる準備」など、社会全般に関する幅広い

著作活動を行っている。

アンケート300人超えました

「マニフェストを提案する弘前市民の会」では市民アンケートに取り組んでいます。
会員100人で一人10部ずつなら1000部はなんとかなるだろうと思っていましたが、
ようやく300を超えた段階です。ひじょーに厳しいです。会員のほとんどは実働部隊

というわけではなく趣旨に賛同してご参加いただいている方ですから。

 

アンケートの内容が難しいとよく言われますが、じっくり考える機会を提供
する目的でもあるため、簡単にさっさと書いてもらうわけにいかないようです。
しかしここを乗り切らないことには先が見えてこない。安易にあきらめたら
いけない。多くの市民の声を反映させたマニフェストでなくては意味がない。

 

4月から5月あたりまで2000人目指して頑張りますので、どうぞご協力を

お願いいたします。特に相馬村、岩木町のみなさん、協力していただける

方がいましたら、本会までご連絡ください。

 

メールアドレス: hirosakiforum@thinkstaff.com

市民アンケート実施中

記者発表にありましたとおり、「マニフェストを提案する弘前市民の会」では、2000人を目指して合併後の新市の政策にとりまとめるため、市民アンケートを実施中です。

アンケート用紙は当会の公式ホームページからダウンロード可能になっていますので、お持ちのプリンターで出力していただき、回答用紙に記入して郵送またはFAXで当会事務局までお寄せください。また、アンケート用紙を複数ご希望の方は、事務局(35-6039)までご連絡いただくか、メールでご請求ください。後ほどご希望枚数分を郵送いたします。

これから当面はアンケート収集を急ぎ、7月までにマニフェストの第一次案を発表する予定になっています。政策提案も当会のホームページで募集しておりますので、ご意見のある方は、公式ホームページの掲示板をお気軽にご活用ください。

みなさまの幅広いご参加をお願いいたします。

マニフェストを提案する弘前市民の会結成

本日、マニフェストを提案する弘前市民の会結成のご案内を弘前市役所内の記者クラブにて発表させていただきました。

私たちの会は、2006年2月27日に新設合併により誕生する、新たな弘前市の市政政策を検討し、市民提案マニフェストにとりまとめ、実現させることを目的に結成いたしました。本当に住民を主役とし、その意思を市政に反映できるためにはどうすればいいか。今後私たちはそのために必要となるあらゆる取り組みを進めていきます。

今後このブログでは、私たちの活動の進捗状況をお伝えしていきます。会員も常時募集しておりますので、興味のある方はぜひ私たちの活動にご参加ください。入会申込みは私たちの公式ホームページからも受け付けております。

相馬村・岩木町・弘前市による合併の調印も終了した今、今後は弘前市長選が最大の焦点となっていきます。新しい弘前市にあっては、市民と協働し、市民の参加に積極的なリーダーこそが求められています。私たちは市民提案マニフェストを通じて、市長選挙にも積極的に関わってまいりますので、どうぞ私たちの活動にご注目ください。

■マニフェストを提案する弘前市民の会ホームページ
http://hirosaki.thinkstaff.com/
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